かつて、六本木近辺には日本軍の軍事施設が置かれ、兵隊の町でした。
太平洋戦争終戦に伴い米軍に接収されましたが、外国人向けの商店や飲食店が多く集まるようになりました。
港区には、東京にある大使館の約半数の68カ国の大使館があります。麻布十番商店街付近の麻布十番、元麻布、南麻布界隈にある大使館はオーストリア、シンガポール、韓国、中国など東西の大使館が密集し、さらに港区は外資系企業に勤める外国人が多く住んでいる。
港区の外国人居住者の数は、なんと区の人口の10パーセント近くにもなるという。
彼ら外国人が港区に住む理由は、仕事場が近いから、外国人向け住居が多くあるから、スーパーマーケットやスポーツジム、子どものインターナショナルスクールなどの施設が周辺に充実しているからなどの理由があるようだ。
単身ではなく、家族で滞在する外国人にとっても暮らしやすい条件が揃っているのが港区になります。
国籍別ではアメリカ人がもっとも多く、ついで中国、オーストラリア、イギリス、フィリピンの順のようです。
毎年8月の第3週目の金土日の3日間開かれる「麻布十番納涼まつり」は、昭和41年から開催されており、食べ物の屋台がしかも各国大使館の料理の屋台がでることで有名です。
▼麻布十番商店街
▼港区にある大使館


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